ドル相場

円ドル相場の歴史

円ドル相場は歴史とともに変動していきました。

1970年代に米ドルが変動相場制に移行する前は、主要通貨は相場が固定されていたと思います。

戦後長らく、1ドル=360円、1ポンド1008円の固定相場時代が続きましたが、昭和42年11月、当時のイギリス労働党ウィルソン首相がポントの平価を14.3%切り下げると発表し、1ポンド=2.8ドルを1ポンド=2.4ドルに、1ポンド=1008円を1ポンド=864円に切下げました。

その後、昭和44年8月にフランスフランが11.1%切下げとなり、同年10月に西ドイツマルクが9.3%切り上げられました。そして、昭和46年8月にニクソンショックが起き、外国為替相場は変動相場制へと移行していくことになり、今の為替レートへと移り変わっていきました。

このようにドル相場が変動相場制に移行する過程があったわけですね。

ドル相場

為替相場

為替保証(証拠)金取引のインターネット上での為替相場は気配値ではなく実際に売買されている相場です

為替相場売買の値段の差はスプレッドと言って、だいたいドル・円、ユーロ・円の場合は5銭、ポンド・円、オーストラリアドル・円は8銭です。この相場は業者によって違います。

このスプレッドは業者が相場を建てる費用と利益になります。相場の売買の値段は業者によって少し差があります。スプレッドが小さくても相場が高く、あるいは安く設定されていれば、スプレッドが小さい意味がなくなります。こういう点でどの業者と取引するか重要な意味があります。

ですから、ドルを円に換える場合は、スプレッドの大小より為替レートの問題ですね。一定のドル金額を出して一番沢山円をくれるところが、有利です。

ドル相場

米国の経常収支赤字が膨張すると

米国の経常収支赤字が膨張すると一般的には、「経常収支の赤字→通貨安」といわれています。

1973年に変動相場制になってからのドル相場は、累積の経常収支とかなりよくにた動きをしている、という説明をだいぶ前に聞いた記憶があります。

問題は、長期的にはそう言えても短期的にドル相場はしばしば逆の動きをする事です。特にレーガン政権のドル高政策のような特別な状況では、数年のレンジでドル相場が逆になる事があります。

市場の需給面で見てみると、日本側のドル円で言えば、アメリカの経常赤字≒日本の経常黒字の拡大は、輸出筋の実需のドル売り円買いの増加につながるので、ドルの対円レートを押し下げます。

しかし、例えばドルの高金利をとる為に生保が米国債を買う等、資本取引でのドル買い需要が、実需のドル売りの増加よりも、更に大きく増えれば、経常収支赤字が増えていても、ドル高になりえます。

長期で見れば、生保の米国債投資は、いずれは円に戻らなければならない金であるのに対し、輸出筋のドル売りは、2度とドルにする必要の無い金ですから、長い目で見れば、経常収支が為替の動向を決める、と考えるのが一般的ですが、短期的には、ドル相場は資本取引の動向により
強い影響を受けることもままある、という事です。